Neovimの設定を1から

なんとなく興味本位でNeovimを使ってたけど、一番の違いを理解してなかった。

init.vimからinit.luaになってluaで書くように変わってたのね。

 

いろいろ見ながらやってみたけど、どれもがvimスクリプトからの移行ばかりだったので、1からluaで作成する場合にどうするのか自分のためのメモとして残しておこう。

 

対象は

  • OS:Windows10
  • Vim:Neovim 0.7
  • GUI:goneovim
  • パッケージマネージャ:Packer.nvim

の組み合わせ。

 

Neovimのインストール

Neovimのインストールはwingetを使用。

winget ツールを使用したアプリケーションのインストールと管理 | Microsoft Docs

wingetは11にも10にもインストールされている。ないならMicrosoftStoreから入れればいい。

Microsoft Apps このアプリインストーラーってのがwingetのこと。

 

wingetを使うのはPowerShellから。

winget search neovim

と入力すると。

名前   ID            バージョン ソース
---------------------------------------
Neovim Neovim.Neovim 0.7.0      winget

 

と表示されるので

winget install Neovim.Neovim

でインストールは完了

 

WIngetを使用した場合にPATHがおかしかった

c:¥Program Files¥neovim\bin と表記されたせいでうまくPATHが通ってない。(¥は全角表記)

ユーザーのPathに正しくいれても上記のが優先されておかしい状態に。

しょうがないので、scoopを使う

#scoop bucket add versions

#scoop install neovim-nightly goneovim-nightly

でインストールを実施

環境設定

NeovimはmacLinuxで使用するとXDG Base Directoryを利用して設定ファイル関係がまとめられるのに、Windowsでは~/AppData/Local/nvim/ と決められてる。

ここに設定ファイルとかいろいろ置けばいいんだろうけど、設定ファイルは~/.configにまとめたいので環境変数を設定する。

設定するのは4つ

  • neovimのpath。なぜかwingetでinstallしてもpathが追加されてなかったので、"C:\Program Files\Neovim\bin"をpathに追加
  • XDG_CONFIG_HOME ここに設定ファイルを置く ~/.config/nvim
  • XDG_DATA_HOIME プラグイン関係はここ ~/Appdata/Local/nvim-data
    プラグインがこのフォルダを指定するのが多いから、ここにしておく
  • XDG_CACHE_HOME 一時ファイルの置き場はここ ~/AppData/Local/Temp/neovim

$env:HOME=$env:HOMEDRIVE + $env:HOMEPATH
$env:XDG_CONFIG_HOME="$env:HOME\.config"
New-Item $env:XDG_CONFIG_HOME -ItemType Directory

$env:XDG_CACHE_HOME="$env:TEMP\neovim\"
New-Item $env:XDG_CACHE_HOME -ItemType Directory

$env:XDG_DATA_HOME="$env:\LOCALAPPDATA"
New-Item $env:XDG_DATA_HOME -ItemType Directory 

#環境変数を登録
[Environment]::SetEnvironmentVariable('XDG_CONFIG_HOME',$Env:XDG_CONFIG_HOME,'User')
[Environment]::SetEnvironmentVariable('XDG_CACHE_HOME',$Env:XDG_CACHE_HOME,'User')
[Environment]::SetEnvironmentVariable('XDG_DATA_HOME',$Env:XDG_DATA_HOME,'User')

 

GUIのインストール

前回の記事にはまだ追記してなかったけど、いいのを見つけた

github.com

見た目は文句なし!あとはwindowsでもXDG_CONFIG_HOMEを見てほしい。

サイズが44MBあるけど、バイナリ1個とヘルプファイルのみ。neovimへのpathが通っていれば、ダブルクリックするだけでOK

これは、透過とボーダーレスの設定をしたのみ。日本語入力も問題がない。

 

これでNeovimをWindowsで使う準備ができた。

次はinit.luaを1から設定した内容について記載。